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あなたを健やかにする「毒」の話
「食におけるほんとうの毒ってなんなの???」
「毒を完全に排除すれば、人は健康になるの???」
・・・そんなギモンについて、過去の体験から気づいたことをご紹介しています。
身体が硬くても、心が乱れがちでもマスターできるヨガと瞑想。
「スンニャターヨガ」主宰の茂木敦子です。
今回は「毒との付き合い方」です。
以前、ブログにてこんな記事をアップしました。
衣食住のうち、「食」に焦点を当てて、
「食におけるほんとうの毒ってなんなの???」
「毒を完全に排除すれば、人は健康になるの???」
・・・そんなギモンについて、過去の体験をもとに気づいたことをご紹介しております。

食については、誰もが興味を持つ割に
「自分なりの結論」が出ないまま
なんとな~くリタイアしてしまいがちな気がします。
わたしも、ずーっとそうでした^^;
「食べなきゃ痩せる」はずなのに、なんで食べてしまうのかなぁ?
同じ食べ物でも、それを食べて平気な人と、太ったり病気になる人に別れるのはなぜ?
お菓子を食べるにしても、封を開けたらほんの数分で終ってしまう快楽でしかないのに、いつまでたってもやめられないのはなぜだろう・・・
そんな疑問への答えを、ずーっと探していました。
私が21歳のころ、
新宿で開催された瞑想のワークショップに参加した際に、
「食べる瞑想」
を体験したんです。
たまごボーロをベロの上に置いて
それがじわーっと溶けて行くのを感じる・・・という
ユニークな瞑想法でした^^
普段、
そのときの感覚が新鮮で
それから
「食べ物を選ぶ時」
「食べるとき」
「食べたあと」の身体の感覚を観察してみることにしました。
まず気づいたのは、
いままで、いろいろ考え事ばっかりしていたんだなぁ・・ということでした。
考え事ばかりして、目の前にある食事に意識がほとんど向かない。
食べた実感がない。
一口で、何回噛んだのか思い出せない。
あとは、
無性に自分をいじめたい
という妙な気持ちが湧くことがありました。
便秘になりやすいもの
明らかに太るだろうなという食べ物・・・
それを、自分に食べさせたくなるときがあって。
それで、
これが「ほんとうの毒」なんじゃないかな?
って
感じたんですね。
「食べなきゃ痩せる」はずなのに、なんで食べてしまうのかなぁ?
同じ食べ物でも、それを食べて平気な人と、太ったり病気になる人に別れるのはなぜ?
お菓子を食べるにしても、封を開けたらほんの数分で終ってしまう快楽でしかないのに、いつまでたってもやめられないのはなぜだろう・・・
↑この答えが、うっすらと見えてきました。
「無性に自分をいじめたい」という毒。
どうしたらいいかなぁと困りました。
ただ、そういう気持ちがあるなということが
わかっただけでしたから^^;
「無性に自分をいじめたい」という想念によって取り込んだ
自分の身体と相性のわるい食べ物は、
時間はかかりましたヨガで排出できました。
(わたしは3年くらいかかっちゃいましたが^^;)
「無性に自分をいじめたい」という想念自体と向き合うとき、
瞑想とヒーリングが一番効果がありました。
瞑想をしながら
自分の心や無尽蔵の思考を感じていくうちに、
いろいろなことに気づいたんです。
□無理矢理、だれかの言いなりになる
□「ほんとうはこうしたい」という想いがあるのに、それが言えない
□自分はダメな奴、かわいそうな奴ということにしたい
そんな想いを埋めたくてごまかしたくて
「無性に自分をいじめたい」気持ちになった・・・
それに気づいたら、
少しずつ身体に軽やかさが戻り、
消化、排出がスムーズになり、
自分の心と身体をケアするようになっていきました。
自分の内側から聞こえてくる声に
よーく耳をすませるきっかけを、
「ほんとうの毒」からもらったように感じます^^
そんな風に、
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