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瞑想中に感じる「眉間のムズムズ」は、“新たな道開け”のサイン
身体が硬くても、心が乱れがちでもマスターできるヨガと瞑想。
「スンニャターヨガ」主宰の茂木敦子です。
◎瞑想中に感じる「眉間のムズムズ」は“新たな道開け”のサイン◎
こちらのコラムでは、私がヨガや瞑想を続けてみて感じた変化についてシェアしていきます。
今回は「瞑想中に感じる眉間のムズムズと、“道開け”の深い関係」についてです。
ヨガや瞑想をしているとき、
眉間のあたりがムズムズすること・・・ありませんか?
普段、クラスに参加されている生徒さんからも
「眉間がムズムズする・・・気になる!」とお話をよく聞きます。
私自身も、ヨガをはじめて3年ほど経った頃から
ヴィパッサナー瞑想を始めたときや、
ヒーリングについて学び始めた頃などに
「眉間のムズムズ」をよく感じました。
このムズムズって、眉間の肌表面のかゆみではなくて
内側からくるムズムズというか。
じわじわする・・・という表現も、近いかな?
その感覚が気になるんですよね。
もっと言うと、
この感覚が来る前に、
前兆のような症状がありました。
↓
例えばお腹を下したり、
ノドが晴れて、時にはしゃべるのも困難なほどになる
カーッと熱が出てぼーっとする。
こういった症状は、好転反応と言って
身体に溜まっている古いもの(老廃物など)が一掃され
免疫力がアップするときに
よく起こる反応です。
眉間のムズムズは、いつ来るのか
それは何を意味しているのか
どうしてそんなことが起こるのか・・・
まず言えるのは、
「眉間のムズムズ」は
瞑想を日常的にするようになった人には
かなり初期の段階で起こりやすい
体の反応の一種であるということです。
眉間がムズムズした人が特別なわけでもないので、
この感覚を感じた・感じないという次元で
一喜一憂する必要はありません。
科学的に、論理的に説明してほしい、
という方も中にはいらっしゃいますが
もしそうするとしたら
「変性意識の一種です」の一言で終わります。
・・・どうでしょう。
それではあまりにも退屈に感じませんか?
世の中、科学や論理では
説明できないことの方が
まだまだ多いでしょう。
ですから、ここから先は
ムズムズの体感を面白がりたい方向けのお話になります。
瞑想中に感じる「眉間のムズムズ」と生活との相関性
私自身
眉間のムズムズを実際に体験して
その後も観察を続け、
私と同じように「眉間がムズムズする」と言っている生徒さんのお話や
その後の経過について様子を伺っていった結果
瞑想中に感じる「眉間のムズムズ」と生活との相関性について
共通することが、いくつか見えてきました。
それは、一言で言うと
「新しい道が開ける」ということ。
眉間に存在するパワースポット
眉間には「アッギャ・チャクラ」があります。
これは、人体に点在するパワースポットのようなもので
一日中心が休まず、考え事ばかりしている時や
眉間に皺が寄っているときは、このチャクラは閉じます。
身体の力みが取れて、感覚が戻ってくると
自然にそのチャクラは開き、輝きを取り戻します。
(ほんとうに、ここのチャクラが開いていると
光輝いているのが目視できるのですよ!)
眉間のムズムズは、このチャクラが開いているサイン。
このチャクラが活性化すると、
以下の領域に変化が見られるようになります。
自分自身の心と体との付き合い方について
仕事に対する考え方
食べ物との付き合い方
時間の使い方
自分が身につけるもの
体の動かし方
自分が信じる物事の対象
家族との付き合い方
友人との付き合い
なかでも、特に顕著に反応を示すのが
仕事に対する考え方。
仕事、というのは
人間性が一番出やすいですからね。
仕事に対する考え方が、ガラッと変わる?
たとえば、会社員の方が
瞑想中に眉間のムズムズを感じるようになった場合。
日曜日の夕方に
「あ~ぁ、明日からまた仕事かぁ・・・」という感覚があったとしたら。
↑その感覚が、本気で嫌になります。
ほんっとうに、嫌で嫌でしょうがなくなるんですよ。
他には、家事をしているとき。
「料理するのは好きなんだけど、洗い物が嫌だな~」
あるいは
「あ~ぁ、きょう料理するの嫌だなぁ」
これらも、ほんっとうに嫌でたまらなくなります。
これは「怠け」とも違う感覚なんですよ。
ただただ、自分に嘘がつけなくなるかんじ。
世間体とか、生活のためとか、
旦那さんに嫌われるかもとか・・・
そういう「周りの目」が気にならなくなって
「ほんとうは、自分はこうしたいのだ」という本音がハッキリと見えてくる。
それを、もう隠さなくなる。
アッギャ・チャクラが活性化することで、
「わたし、これを作っている時は
余計な考え事も忘れて夢中になるなぁ」
「この仕事で、お客さんが喜んでくれると
わたしも嬉しいなぁ」
「あぁ、こんな仕事ができたら幸せだな」
・・・そんな「新しい道筋」が、自然と見えてきます。
道の先には、
必要な知識を持っている人達が待っています。
決してひとりぼっちではないです。
生活のため
世間体のため
親が安心するから
・・・そこから少し離れて
仕事に対する考えの中心に、「自分」がいる。
そうすると
あれだけ「いやだなぁ」と思っていた感覚が
どんどん弱くなっていることに気づくでしょう。
日曜日が嫌いではなくなるし
休みの日も、仕事の日も、家事からも
「嫌」が、ひとつずつ消えていきます。
時に「新しい道」の先で
思い悩み、足がすくむこともあります。
自分が歩いて来た道とは、全く歩き方が違うこともありますから。
「自由」は、時として苦しいものです。
慣れるまでは、時間をかけたほうがいいでしょう。
時間をかける価値は十分にあります。
仕事のこと、自分自身のことで悩むということは
それだけ仕事や自分自身に期待していて、
大切に思っているという証拠なんです。
興味が無ければ
悩むことすらありませんからね。
自分のからだが導いてくれた
「新しい道」が見えてきたら
よりいっそう
ご自身の身体やこころをよーく観察してみてくださいね。
そんな風に、
ヨガや瞑想は、ふとした時に
不思議で愉快な感覚をプレゼントしてくれます。
共に、ヨガと瞑想を楽しみましょう。
【インタビュー記事掲載】
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