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【自分に合った食生活を見つけよう】Step3:食生活の質を決める、黄金律「1:4:2」を知ろう
体が硬くても、心が乱れがちでもマスターできるヨガと瞑想。
「スンニャターヨガ」主宰の茂木敦子です。
◎【自分に合った食生活を見つけよう】
Step3:食生活の質を決める、黄金律「1:4:2」を知ろう◎
今日も、私がヨガや瞑想を続けてみて感じた変化についてシェアしていきます。
今回は、「食生活の変化」についてです。
★
前々回・前回と、
連続して「ダイエット(食事制限)」にフォーカスしたコラムを書いています。
【自分に合った食生活を見つけよう】
Step1:自分のデブ遍歴を振り返ろう
http://sunnata-yoga.com/wp/2017/11/07/eating_habits_step1/(←クリック)Step2:断食をやってみよう
http://sunnata-yoga.com/wp/2017/11/08/eating_habits_step2/(←クリック)
私たちの生活の中で最も身近で、奥深い領域でもある、食生活。
私自身、
「人はなぜ、太るのか?」
「一度太ると、なかなかやせることができないのはなぜ?」
「二度とリバウンドしないで済むには?」などなど
様々な観点から「食とカラダ」について興味を持ち
かれこれ10年ほど
自分の体を使って実験や検証を続けています。
今回は、ヨガの師匠の元で行った修行の末に行き着いた
黄金律について書いていきます^^
■1:栄養バランスにおける“黄金律”
■2:地に足をつけるための食べ物?
■3:甘いものを食べ過ぎたら、いつもの3倍「瞑想」せよ
■1:栄養バランスにおける“黄金律”
私は24歳の頃、
ニーマル・ラージ・ギャワリさんという
ネパール人のヨガの先生から
ヨガやアーユルヴェーダ(インドの伝統医学)を学んでいました。
ニーマル先生は、
ヨガのインストラクターでありながら
アーユルヴェーダの医師でもあるのです。
アーユルヴェーダ・・・と聞くと
オイルを額に垂らすアレ(←「シロダーラ」と言います)などを
想像する方も多いと思いますが
それはほんのごく一部で
内科、外科、婦人科・・・などなど
カテゴリーは多岐にわたり
アーユルヴェーダの知識を完全に把握するには
4回生まれ変わらないとムリ
・・・と言われているほど
情報量は膨大です。
私が教わったことも、
ごく、ごく一部。
けれど、アーユルヴェーダに触れてから
私自身の食に対する価値観は劇的に変わりました。
中でも、「栄養バランスの黄金律」は
今の食生活にも生かしている知識の一つ。
栄養バランスの黄金律は、
1:4:2
4→サトヴィック(自然な)なもの
2→ラジャシックなもの(地に足をつけるための食べ物)
1→タマシックなもの(栄養の足しにはならないもの)」
↓↓
タマシックなものは例えば、
調理をしてだいぶ時間が経ったものや
自然界にもともと存在しないもの(人工的に都合よく作り替えてしまったもの
→人工甘味料や抗生物質、添加物…etc)
などのことを指します。
この1:4:2のバランスを整えるのが大切で、
たとえサトヴィック(自然な)な物でさえも
偏れば不調を招くと考えられています。
■2:地に足をつけるための食べ物?
この、1:4:2と言う黄金律のポイントは
「ただ、体に良いものを食べればいい・・・というわけではない」
・・・というところ。
↑この話題に関連して、以前こんな記事を書きました。
【あなたを健やかにする毒のはなし】
http://ameblo.jp/sunnata-yoga/entry-11959896395.html(←クリック)「ほんの少しの毒が、全体を強くする」・・・という事実について書いています。
さらに
1:4:2のうち
「2」の部分。
これはラジャシックなもの(地に足をつけるための食べ物)だと
先ほど書きましたが
地に足をつける(グラウンディング)、とは
社会的な活動をする、ということです。
ラジャシックの「ラジャ」とは
サンスクリット語(古いインドの言葉)で
「王様」という意味です。
国を治める王様が食べるもの・・・という意味も
あるんですね^^
ラジャシックな食べ物は
具体的に挙げると
チョコレート、アルコール、タバコ、肉
などです。
・・・一見、タマシック(栄養の足しにならないもの)のような
食べてはいけないもののようなイメージを抱きやすい食材が
ずらりと並びました(笑
結構、意外ですよね?^^
これは結構ヨガを何年もやっている人でさえも
盲点になりやすいところだと思うんです。
だいたいの場合、
サトヴィック(自然なもの)に気を取られすぎて、たくさん摂ろうとして
ラジャシック(地に足をつけること)が抜けたりする。
感覚だけが強くなると
論理的思考が弱くなったり
感情だけで行動してしまうため
周囲の人と間合いが取れなくなったり
感覚が冴えすぎて
満員電車に乗れなくなったり
(隣の人の臭い、ちょっとした仕草などに過敏になってしまう)
日常生活の中で
とっても不便なものになってしまいます。
一方で、
ラジャシックな食べ物は、依存性が高い。
チョコレートも、アルコールも、タバコも
「これで十分」と自発的に制限できるか
精神的・肉体的強さを問われる食材なんです。
(それができるのは、ラジャ(王様)のみだ・・・という意味も含まれているそう。)
1:4:2という
黄金律への道のりは
時として険しいものでした・・・^^;
■3:甘いものを食べ過ぎたら、いつもの3倍「瞑想」せよ
黄金律について、理解が深まったきっかけは
瞑想でした。
ヨガの師匠であるニーマル先生にある時
「甘いものを食べ過ぎたら、いつもの3倍瞑想せよ」
と言われたんです。
食生活を見直す、という行動にも
瞑想はものすごい効果があるんです。
甘いものを食べたくなるシチュエーションって
結構パターン化されていることが多くないですか?
・イライラしている時
・むしゃくしゃした時
・寂しい時
・疲れた時
などなど。
あと、
「ウソの空腹」というのもあります。
ストレスや食べ過ぎ、逆に食べなさすぎで
胃液が過剰に分泌されてしまう時
「お腹が空いた」と脳が錯覚してしまう現象・・・
そういう、
「本当はお腹が空いていないのに
つい甘いものを食べ過ぎてしまいそうなシチュエーション」
もっと言えば
「甘いものを食べまくりたくなる原因を作っている心の状態」を
根本から癒していく作用が、瞑想にはあるのです。
そして
ヨガを続けて
「まいにち瞑想をしたくなる身体作り」をして
自分に合った瞑想法を見つけ、
毎日瞑想するようになってから
1:4:2の比率が
さほど難しくなくなっていることに気づきました。
食習慣や食生活の見直しにも
ヨガや瞑想は役立ってくれたのでした^^
そんな風に、
ヨガや瞑想は、ふとした時に
不思議で愉快な感覚をプレゼントしてくれます^^
ヨガや瞑想をされたときは、ぜひ受け取ってみてくださいね^^♪
【インタビュー記事掲載】
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