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【「自分に合った食生活」を見つけよう】 Step2:断食をやってみよう
身体が硬くても、心が乱れがちでもマスターできヨガと瞑想。
「スンニャターヨガ」主宰の茂木敦子です。
今日も、私がヨガや瞑想を続けてみて感じた変化についてシェアしていきます。
今回は、「食生活の変化」についてです。
前回から、「ダイエット(食事制限)」にフォーカスしたコラムを書いています。
▼前回のコラム
【自分に合った食生活を見つけよう】Step1:自分のデブ遍歴を振り返ろう
http://sunnata-yoga.com/wp/2017/11/07/eating_habits_step1/(←クリック)
私たちの生活の中で最も身近で、奥深い領域でもある、食生活。
私自身、
「人はなぜ、太るのか?」
「一度太ると、なかなかやせることができないのはなぜ?」
「二度とリバウンドしないで済むには?」などなど
様々な観点から「食とカラダ」について興味を持ち
かれこれ10年以上
自分の体を使って実験や検証を続けています。
今回は、私がヨガの師匠の元で修行していた頃に行った
断食の体験談について書いていきます^^
【目次】
■1:断食って、何?
■2:断食って、どうやるの?
■3:断食をしてみて、どうだった??
■3-1:会社に勤めながらやるものじゃなかった^^;
■3-2:身体がめっちゃ冷える!!!
■3-3:【悲報】断食したからといって、痩せるわけじゃない
■3-4:立ちくらみがひどい・・・
■3-5:食べることって、疲れる
■4:断食をして良かった!
■4-1:4日目からの快感
■4-2:体がものすごく柔らかくなる
■4-3:髪や肌がツヤッツヤ
■4-4:自信がついた
■4-5:食生活に対する考え方が変わった!
■1:断食って、何?
一時期、ファスティング(断食)アドバイザーなる職業の女性を
SNSでよく見かけたり
若い女性を中心に、「断食」は密かなブームとなったこともありましたね。
もし断食にご興味がおありの場合は
ご自分に合ったスタイルで、
ご自身が心から信頼できる指導者の元行ってください^^
(独断で行うと、危険です。)
私が体験した断食は、
私のヨガの師匠である
ニーマル・ラージ・ギャワリさんから教わった方法のため
アーユルヴェーダの処方の一環として行いました。
アーユルヴェーダとは、古来から伝わるインド発祥の伝統医学で
ハーブ等を使用した自然療法です。
アーユルヴェーダにおける断食には、
人の体を構成する以下の5元素のうち
→(エーテル体・空気・火・水・土)
エーテル体の元素を浄化する作用がある、と言われています。
■2:断食って、どうやるの?
ニーマル先生が教えてくださった断食の方法は、色々あったのですが
私がトライしたのは、以下の二種類のやり方でした。
2009年、25歳の頃の断食体験談です。
(※あくまで体験談です。
もし実行される場合は、専門家の指導の元行ってください。)
①週に1度、断食デーを作る。
断食デーを週に1日決めて、
前日の夜から、次の日の夜まで食事をしない、という方法。
日中は常温のお水をこまめに摂り、食事をしません。
当時、都内でOLをしていたので
これは取り入れやすい習慣になりました。
お腹にガスが溜まりやすく、胃が荒れやすかったのですが、
それらの症状が和らいで楽になりました。
しばらく続けていくうちに
普段の生活の中で食べすぎが無くなっていきました。
②1週間、断食をする。
1日のうち、1つ果物を食べる。
(私の場合はりんごでした)
常温のお水をこまめに摂る。
それ以外は、一切口にしない。
・・・なかなかの修行っぷりですよね^^;
けれど、体の反応やその後の変化が面白かったので、
次のトピックでご紹介していきますね^^
↓↓
■3:断食をしてみて、どうだった??
■3-1:会社に勤めながらやるものじゃなかった^^;
・・・これは、私がただ無謀だっただけなのですが
1週間断食するのなら、時間的・体力的・精神的余裕がある時でないと
やっちゃダメです。
その理由を、書いていきますね^^;
■3-2:身体がめっちゃ冷える!!!
1週間断食に初挑戦したのは、2009年の冬。
週1断食にも慣れてきたので、そろそろ良いだろう・・・と
無謀にもトライしました。
断食1日目から2日目に差し掛かった朝・・・
体がものっすごく寒いことに気づきました。
これは、断食中によくある症状として挙げられていました。
(カロリーになるものをほとんど摂っていないので、当たり前ですね^^;)
全身ブルブル震えながら、「断食は冬にやっちゃダメ」と痛感しました。
結局、初トライの断食は2日目でリタイアし
2010年の初夏に再トライすることにしました。
■3-3:【悲報】断食したからといって、痩せるわけじゃない
一切食べないのだから、痩せるのでは・・・♪と期待している自分もいました、正直。
けれど、体重の変動はほとんどありませんでした。
1週間断食に再トライして
断食2日目から便秘になり、
食べてないのに浮腫んだり腹が膨らんだりしました。
断食をしてみてよくわかったのが
「食べることをやめると、体も休む」ということ。
■3-4:立ちくらみがひどい・・・
これは、断食期間中とても大変でした。
特に3日目。
立ちくらみや、手足のしびれが常にあり、歩くのが辛いほどでした。
これは、免疫や神経の浄化の過程で、
このような反応が起こるとのことで
なるべく出歩かずに、社内で静かに過ごしました・・・
帰宅すると
すぐに眠りたくなり
布団の中で小刻みに震えながら、眠りについたことを
今でもよく覚えています^^;
■3-5:食べることって、疲れる
無事1週間断食が明けて、数日間は「回復食」として
おかゆや温野菜を食べていたのですが
それが、本当に疲れるんですね^^;
普段、食べて→消化して→栄養を吸収して→排泄して
・・・というプロセスが
いかにエネルギーを消耗するのか、というのが
体感としてよくわかりました。
■4:断食をして良かった!
未体験ゾーンの色々な症状が出たために
何度もメゲそうになりましたが^^;
もちろん、
メリットもたくさんあったのですよ^^
■4-1:4日目からの“快感”
1週間断食を始めて4日目が経過し、とても驚いたのが
「快感」
ちょっと言葉がアレですが、
“エクスタシー”に近い快感が、全身に満ちていました。
体がふわりと浮かんでしまいそうなほど軽く、
頭の中がとてもクリアで
集中力も上がりました。
■4-2:体がものすごく柔らかくなる
これも驚きましたが、断食明けにヨガをしたのですが
信じられないくらい体が柔らかいのです。
どのポーズを取っても、すごく気持ち良い。
当時、足首や膝、股関節が硬かったためにできなかった
【蓮華座】という座り方も、
すんなりとできました。
その上
ただ蓮華座で座っているだけなのに、
ものっすごく気持ち良い!
(↑蓮華座)
そのまま、昇天してしまいそうでした^^;
瞑想もしやすく、とても心地よかったです。
■4-3:髪や肌がツヤッツヤ
枝毛がひどく、荒れやすい髪がまとまりやすくなり
触り心地が良くなりました。
おでこにニキビができやすく、乾燥肌でしたが、
顔全体の肌色が明るくなり、肌もツヤッツヤになりました^^
■4-4:自信がついた!
かなり無謀な挑戦だったけれど、
プロセスを楽しみ、変化を喜ぶことができて
結果的に自分に自信がつき、もっと自分を好きになりました。
■4-5:食生活に対する考え方が変わった!
断食体験は、自分の食生活を省みるためには
ぴったりの方法でした。
まず、「三食きっちり食べなくていい」ということがわかったこと。
「食べたい時に、食べること」
「消化しやすいものを、体の調子と相談しながら選ぶこと」
「食後に足や指がポカポカ温かくなる食材を選ぶこと」
そして
「食後にエクスタシーに近い快感があれば、ベストの食事だったしるし」
・・・ということもわかりました^^
まさか、断食をしてエクスタシーに近い快感があるなんて
予想もしていませんでした(笑
でも本当に(!)
そういう類の快感があるのですよ。
最近だと、ローチョコレートを食べた時や
スリランカ料理を食べた時が快感でした^^
あとは自炊している時、
かなりの確率で快感になってきています。
そんな風に、
ヨガや瞑想は、ふとした時に
不思議で愉快な感覚をプレゼントしてくれます^^
ヨガや瞑想をされたときは、ぜひ受け取ってみてくださいね^^♪
【インタビュー記事掲載】
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