身体が硬くても、心が乱れがちでもマスターできるヨガと瞑想。
「スンニャターヨガ」主宰の茂木敦子です。

◎改めて・・ヨガとはなんだろう?◎
今日も、
私がヨガや瞑想を続けてみて感じた変化についてシェアしていきま
す。
今回は「改めて・・ヨガってなんでしょう?」についてです。
「ヨガって、何?」「瞑想って、何?」
・・・こういった話題は、これまでブログでも沢山書いて来ました。
スタジオでも、生徒さんと色々なお話をします。
きっと、それぞれの
「ヨガってこういうもの」
「瞑想ってこういうもの」という
考えや認識があって、
それがヨガや瞑想を楽しむ理由になっていると思います。
わたしが20歳の頃にヨガに出会い、
10年以上経った今もこうして面白がって続けられているのも、
「ヨガってなんだろう」「瞑想って何?」という疑問を
探求して、体験を重ねるほどに
その面白さや新たな発見があったからだと感じています。
【このコラムの目次】
⬛︎ 01 : 一般的なヨガの解説
⬛︎ 02 : 8000種類もある?!ヨガのポーズ
⬛︎ 03 : アーサナ(ヨガのポーズ)が、ヨガの全てではない
⬛︎ 04 : ヨガは「わたし」と「宝物」をつなぐガイドライン
⬛︎ 05 : わたしが見つけた「宝物」
⬛︎ 01 : 一般的なヨガの解説
「ヨガ」という言葉は
サンスクリット語で「yog(ユジュ)」という単語が語源となっています。
「yog(ユジュ)」・・とは「くびき」という意味で、
田んぼを耕す二頭の水牛の鼻を繋げる金具のことです。
放っておけば互いにめちゃくちゃな方向へ行ってしまう牛同士を
しっかりと繋げる道具。

私たちの身体と心も、
放っておけば思いも寄らない方向へ行ってしまいますね^^;
理由がわからない、見当たらない病にかかったり
時には身体が突然動かなくなったり、
痛くなったりすることもあります。
そうなることを防ぎ、
日頃から自分の身体や心を診て
ケアをする方法として
ヨガは有効です。
■ 02 : 8000種類もある?!ヨガのポーズ
「ヨガ」と聞いて、パッと思いつくのは
「ザ・修行」のような、難しそうなヨガのポーズ。
ど・・どうやってやるの???と感じるようなのを、
一度は見たことありませんか?^^;
・・・たとえば
こういうポーズや

こういうポーズ。

(実際のところは、めっちゃ気持ち良いです。笑)
ヨガのポーズは、サンスクリット語で「asan(アーサナ)」と呼ばれ、
動物や植物など、自然界のモチーフを模したポーズでできています。
その昔、瞑想をしていた行者さん(修行を積んでいる人)が
「・・・アレ、股関節痛いわ」
「う~、腰が超痛い><」
「肩こり、ぜんぜん治んないんだよね~^^;」・・・と
身体の不調が気になって、ヨガは開発されました。
心身ともに健やかになる・・・ということを、
昔の人たちは知っていたんですね。
厳密に数えたことはありませんが
アーサナは8000種類にも及ぶそう。
ほんとうに真面目にアーサナに取り組んだとして、
アーサナを一つ一つ体得し、極めるだけでも
一生かかりそうですよね^^;
全てのアーサナをやらなければいけないわけではないけれど、
やはり取り組み始めると面白い。
目には見えないけれど
一生涯を通じて付き合う
自分の身体と
コミュニケーションができるから^^
普段のヨガクラスでは
初めての方にも気軽に続けていただけるように
シンプルで、カンタンなアーサナを
多めに取り入れていますが、
時には
呼吸をするのも困難なほどの
ハードなポーズや
身体がぷるぷる震えるような
ちょっとキツいポーズを入れることもあります^^

身体に程よく負荷をかけることで
その人本来の生命力が
メキメキ蘇って行くのを感じるんです^^
まるで、エンジンがかかって温まっていくような
ちょっとワクワクする体験。
ヨガクラスで扱う20種類のアーサナや
ヨギックマッサージで扱う30種類のアーサナには
ひとつひとつのアーサナに
その「ワクワク」の種がぎっしり詰まっています^^

⬛︎ 03 : アーサナ(ヨガのポーズ)が、ヨガの全てではない
アーサナ(ヨガのポーズ)は、
じつはヨガのほんの一部でしかありません。
ヨガのバイブルとも呼ばれている
「ヨガ・スートラ」という本のなかには、
「ヨガの8支則」という考え方があります。
「ヨガの8支則」は、階段のようなもので
1つ目の階段→ヤマ(日頃の行いのなかでやるべきこと)
2つ目の階段→ニヤマ(日頃の行いのなかでやってはいけないこと)
★3つ目の階段→アーサナ(ヨガのポーズ)
★4つ目の階段→プラーナーヤーマ(呼吸法)
★5つ目の階段→プラーティアハーラ(集中)
★6つ目の階段→ダーラナ(更に集中!)
★7つ目の階段→ディアーナ(更に更に集中!!・・・そのうちに集中さえ忘れる)
★8つ目の階段→サマーディ(三昧・・・悟りとも呼ぶ)
(★3つ目~4つ目の階段は「ヨガクラス」でやっていること)
(★3つ目~8つ目の階段は「瞑想クラス」でやっていることです^^)
8つの階段を一つ一つ体験して、学ぶことで
瞑想がしやすくなったり、自分の願望が叶う仕組みになっています。
この8つの階段のうち、
「アーサナ」は3つ目の階段に過ぎません。

アーサナは「ヨガ」における
氷山の一角に過ぎないのです。
そして、ヨガを始めたら必ず通る階段であり
最後の階段を登りきるまで、自分を支えてくれる
とても頼りがいのある道具なんです^^
■ 04 : ヨガは、「わたし」と「宝物」を繋ぐガイドライン
アーサナはヨガの一部なんだ・・とわかると
ヨガに対する考え方について、一気に視界が広がって
ヨガに対する捉え方に奥行きも出てきます^^
「身体がカタいからヨガはムリ」とも思わなくなります。
そしてヨガは、
わたしの身体とこころにつながる道具であり
わたしの願いをいつでも叶えてくれる心強い見方だとわかり、
「自分が心地よい身体の状態はどんな風か」
「願いを叶える具体的な方策や好機(チャンス)」など
どんどん教えてくれるようになります。
身体がカタいとコンプレックスに感じていたことも
忘れるくらい、あなたを後押ししてくれます^^

だから、ヨガを使いこなすために唯一がんばるとしたら・・・
「続ける」。
これだけです^^
■ 05 : わたしが見つけた「宝物」
ヨガとは、
「わたし」と「わたしがほんとうに望むもの(宝物)」を
繋ぐガイドラインなんだなぁと知って以来、
わたしも、以前にも増して熱心にヨガに取り組むようになりました。
そもそも、わたしがほんとうに望むものって
一体何なんだろう・・・?という好奇心もあったので
その先になにが起きても
「おぉ~、なんかまた宝物に近づいた気がする!」と
手応えを感じたりもしました。

今から5年前。
手足が凍るような、空気が氷のように冷たい
2012年の年明け。
わたしは思いがけず、ついにその「宝物」に触れました。
そのときの様子は、こちらの記事にも詳しく記録してありますが・・・
▼【スンニャターヨガ誕生秘話】
スンニャター(古い仏教用語で「空(くう)の」境地という意味)
だったんです。
目で見ることはできず
触れることもできない。
味わうこともできず
匂いをかぐこともできない。
ただ、「空(くう)」はわたしの身体の奥底にある。
悩みや苦しみが入り込めないほどの
強い、強いエネルギー。
ただただやさしく、あたたかいエネルギーで
空(くう)は満ちている。
それが、わたしがヨガを続けたことによって手に入れた「宝物」であり
スンニャターヨガを始める
大きなきっかけとなりました。
それ以来
この「空(くう)の」境地やエネルギーを
たくさんの人たちと分け合って、共に感じられたらいいなと心から願い、
クラスやトリートメントに望んでいます。
そして、おなじように
みなさんの宝物がヨガを通じて見つかればいいなぁと感じています^^
そんな風に、
ヨガや瞑想は、ふとした時に
不思議で愉快な感覚をプレゼントしてくれます^^
ヨガや瞑想をされたときは、ぜひ受け取ってみてくださいね^^♪
【インタビュー記事掲載】
「一生ものの趣味を身につけよう!」
女性向け趣味サイト「Syumily」にて
インタビュー記事が掲載されました。
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